身内が病気の時

＊ 本来の自分に還る ＊
re.self Artist Creator(リセルフアーティストクリエイター)
RAS認定インストラクター®︎
久保田望です(*^^*)

 
【身内が病気の時】

父が最期の入院をしどうなるか分からない検査をするという時、私は予定していた神戸出張に行きました。

「何かあったらどうするん？」
「出来れば今回は家にいて欲しい」
という家族の気持ちも理解してました。

でも。
なぜか私は「大丈夫だ」と思っていたし、自分の今やりたいことを、起こってもいない、ただ思考の中で想像した未来の出来事によってやらなかった時、ものすごく後悔する、ものすごく色んなものを責める、と思ったからです。

結果、その時父は無事でしたし、とは言っても、メールでやりとりもして無事を確認していました。

神戸で覚えているのは。
ふと気づくと生田神社の前に私はいて、なんとなくふらりと入った神社内の、いつもは買わない御守りの中から1つ、父へのお土産を買いました。

少し遅い時間でしたが、神戸から帰ったその足で、父の入院先の病院へ。
その御守りを渡しました。

その2週間後くらいでしたでしょうか、父が亡くなったのは。

亡くなってしばらくして、「そう言えば、あの御守りどこに置いてたんだろう？」と思っていた時「こ、こんなところに？」「ここじゃ役に立たないのでは？」というくらい見つけにくいところにありました笑。

その時思ったのです。
「あの御守りは、父の為ではなく、私の為だったのだなー」
と。

そして。
振り返ると、父は私や家族の色んな予定をほぼ変更させることなく、逝きました。

いつ亡くなるかなんて誰にも分からない。
その為に、予定を変更してもいいし、しなくてもいい。

私は出張以外は毎日お見舞いに行っていました。
それは自分が行きたかったからです。

「夜は眠れないのに、お前が来ると眠れるんだよな〜」
と、ずっと寝ているので話をするわけでもなく、ただ寝顔を見ているだけなのですが笑。

父に気を使ったわけでも、周りの目を気にしたわけでもありません。
(いや…逆に行き過ぎかな？と恥ずかしさもあり看護師さんの目を気にしていたかも笑)

＊ちなみに私が入院していた時、父はたまにしか来なかったし、「駐車場代がかかるからもう帰るぞ」と¥0の範囲で帰ってました笑笑。

父の体験は父の体験。
私の体験は私の体験。

どちらも比べる必要のない貴重な体験。

自分以外のお人の体験を勝手に想像したり心配したりして、自分の体験をおろそかにすることは、はたして心配したその方の為になるのかな？
と私は思うのです。

もちろん、それもまた自由です^^

さて。
本日も精進して参ります^^

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